日本の学校教育制度について思うこと

日本の学校教育制度について思うこと 日本の学校教育についてはいろいろな議論が行われています。一時期、ゆとり教育が一世を風靡し、例えば円周率もアバウトな数字で行われていましたが、元に戻り、今では学習時間を元に戻そうとしたり、内容をさらに厚くしようという方向にあります。一方で、学習塾をはじめとする、教育業界も様々な試みをしているところで、大半の児童や生徒が塾に通っている現状にあります。勉強することの目的は何なのか、そこを見極めないと、漠然と勉強をすることになるのではないかと思います。よく頭がいいとかいいますが、地頭がいいということは、発想力や想像力に富んでいることだと思いますが、どうすればいいのか考える必要があると思います。

考える力を身に付けるために、グループ学習を行ったり、双方向性の授業をやったりするなど、アクティブラーニングの取り組みも行われています。また、IT機器を活用して、家庭での予習を踏まえて、授業ではさらに深い内容を教えるといった反転教育も行われ始めていますが、考える力を教える教育というのも不思議な感じがします。勉強というのは、自分で努力してするものなので、教材を用意して最低限のところを教えれば、後は自分で工夫してやっていくことが必要で、それも勉強だと思います。